2018年 2月入選作品 (2018年1月応募分から)


自 由 吟

運命の人と信じた勘違い 坂本孝子(東京都豊島区・80歳)
時として結びまちがう赤い糸 吉澤康裕(東京都豊島区・74歳)
夫婦仲壊す女房のお節介 氷川の杜(さいたま市北区・69歳)
ゴミ出し日犬より早く起こされる 山田作二郎(名古屋市名東区・76歳)
今日もまた黙って探す物忘れ やんちゃん(福島県二本松市56歳)
恵方巻運呼ぶつもり顎はずす 和田ふみ緒(東京都板橋区・84歳)
休肝日だんだん爺じがしょぼくれる 鴨井喜子(福島県会津若松市・71歳)
じいちゃんとお店で呼ばれ知らんふり 横手敏夫埼玉県南多摩郡・64歳)
トイメンの口の大きさ廻る寿司 池田知子(東京都三鷹市・69歳)
寝て待てど届く果報はカスばかり 杉山鈴谷(東京都豊島区・82歳)
眠れない羊がなぜか競走馬 あめんぼ(東京都稲城市・77歳)
言い訳がだんだんうまいおじぎ草 真田義子(仙台市太白区・72歳)
スパゲティ昭和生れは箸がいい 山口恭子(東京都武蔵野市・67歳)
メニュー見て撮りたい料理たのんでる 浅見忠司(東京都三鷹市・67歳)
二段腹別腹ものの溜まり場所 長崎正子(東京都三鷹市・73歳)
紅白は半分以上知らぬ人 荘子 隆(宮崎県宮崎市・66歳)



課 題 「朝」  

ぬくもりの寝床未練の冬の朝 長島秀治(千葉市中央区・79歳)
もう少し寝たふりしよう寒いから 鴨井喜子(福島県会津若松市・71歳)
朝寝坊妻に言えない夢を見る 茶唄鼓(広島県福山市・64歳)
二度寝して起きてこないと大騒ぎ 荘子 隆(宮崎県宮崎市・66歳)
朝寝坊したくも出来ぬ齢になり 木村忠信(東京都豊島区・77歳)
ポチだけが僕の起床を待っている はぐれ雲(東京都西東京市・68歳)
おはようの声も弾んで年金日 藤井敬三(東京都稲城市・77歳)
朝が来ただだそれだけで笑える日 橋本勝三(埼玉県所沢市・69歳)
目が覚めたオリンピックが近くなる 比良正弘(川崎市中原区・90歳)
太陽が冷たい部屋をオンにする 萩原倫子(東京都千代田区・71歳)
朝日浴び体内時計針正す 美川州平(神奈川県相模原市・85歳)
ご来光無神論者も手を合わす 亀津房子(東京都大田区・67歳)
朝日見て拝む姿は浄土行き 長田博昭(東京都葛飾区・72歳)
悩みごと日の出が削除してくれる 柳谷益弘(静岡県駿東郡・76歳)
病得て朝の光が目に沁みる 松永成三郎(千葉県船橋市・83歳)
傘寿過ぎ鶏よりも早く起き 本多秀司(東京都三鷹市・81歳)
まず外の植木と花に朝ごはん 國定伊代子(東京都千代田区・77歳)
朝ごはん笑って見える目玉焼き 真田義子(仙台市太白区・72歳)
妻の留守今朝は静かに茶をすする やんちゃん(福島県二本松市56歳)
二日酔い朝の反省日暮れまで 遠藤靖彦(千葉市稲毛区・79歳)
筋トレの筋肉痛が残る朝 岡田久男(東京都大田区・79歳)
Jアラート朝っぱらから大事件 石田達夫(千葉県市原市・65歳)
出勤の家族へ寒い親父ギャグ 氷川の杜(さいたま市北区・69歳)
元旦の朝の誓いはすぐ忘れ 岡本充敏(東京都大田区・59歳)
新年は芽出度し朝の出会いから 長嶋昭美(横浜市緑区・85歳)
毎朝が急ぐ形で明けてくる 安藤昌之(千葉県浦安市・70歳)
午前中お疲れ様で午後ごろ寝 山岸由美子(東京都中央区・年齢不詳)





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