2026年 4月入選作品 (2026年 3月応募分から) <順不同>

自 由 吟

土ゆるむ靴跡きざみ春が来た 風間なごみ (山梨県甲府市・86歳)
曇り空カワズ土出て鳴き出した 田頭慎一 (鹿児島県鹿児島市・68歳)
晴れの日は攻め寄せてくるスギ花粉 山茶蚊 (横浜市泉区・73歳)
ランドセル遊ぶ間もなく塾通い うどん人 (香川県綾歌郡・67歳)
チョイ悪の親父今では好々爺 福田 進 (東京都三鷹市・83歳)
嬉々として長々と待つラーメン屋 加藤佑子 (東京都調布市・80歳)
足元でおこぼれ待つ犬15歳 苗村江利子 (東京都三鷹市・70歳)
散歩犬ほめて近付くした心 吉澤康裕 (東京都豊島区・83歳)
ウォーキング帰りは遠い膝笑う 鴨井喜子 (福島県会津若松市・79歳)
失敗の泥を落とせば光る芯 水谷裕子 (三重県員部郡・62歳)
喉元を過ぎてもパンダ忘れない 荘子 隆 (宮崎県宮崎市・74歳)
友情は生きる活力発電所 山田 明 (千葉県印西市・75歳)
セルフレジ画面音声ズレ迷う 利光文夫 (福岡県筑紫野市・73歳)
やることが多くて全部忘れてる ぱせり (佐賀県唐津市・70歳)
脳トレで川柳仲間ボケ知らず 正能照也 (福岡市南区・79歳)
病にて倒れ人生楽し生き 田頭西郷 (鹿児島県鹿児島市・67歳)
高齢者互いにほめて場がなごみ 千原喜美江 (東京都豊島区・83歳)
まっ先に髪に気付いて喜ばれ 杉山鈴谷 (東京都豊島区・90歳)
別れ際ハグの似合わぬハゲとなり 浅見忠司 (東京都三鷹市・79歳)


課 題 「 アルバム 」  

アルバムを開けば廻る走馬灯 二束三文 (東京都豊島区・84歳)
アルバムは古いが記憶よみがえる 利光文夫 (福岡県筑紫野市・73歳)
捨てられぬ先祖の写真皆笑顔 阿部柳雪 (東京都北区・75歳)
アルバムの奥深くから笑い声 大橋みち子 (東京都大田区・73歳)
古いアルバム知らない父がそこに居る 五味淑子 (東京都千代田区・74歳)
アルバムの亡母が怒った顔がない 風間なごみ (山梨県甲府市・86歳)
ハンサムも今では禿げたおじいちゃん ターボー (鹿児島市霧島市(68歳)
我を抱く母の笑顔はセピア色 朔弦望 (千葉県佐倉市・70歳)
アルバムの細い私に叱られる 亀津房子 (東京都大田区・78歳)
アルバムで笑う私は超美人 ぱせり (佐賀県唐津市・70歳)
片想いいつもとなりに映ってる 柳谷益弘 (静岡県駿東郡・84歳)
アルバムの中の初恋色褪せぬ うどん人 (香川県綾歌郡・67歳)
気になるが見ないふりする過去の恋 鴨井喜子 (福島県会津若松市・79歳)
青春も恋もアルバムてんこ盛り 荘子 隆 (宮崎県宮崎市・74歳)
アルバムでいつも眺める人の妻 横山閲治郎 (兵庫県西宮市・75歳)
アルバムに残せない恋ばかりだわ 曽根宏道 (東京都北区・81歳)
アルバムを抱え来ましたクラス会 宮尾美明 (愛知県愛西市・81歳)
クラス会アルバム囲み盛り上がる 藤井敬三 (東京都稲城市・85歳)
アルバムには昔の名前で出ています 山岸由美子 (東京都中央区・76歳)
開いたら昭和の時がおどりだす 長井佐知子 (福岡県北九州市・64歳)
アルバムの君のピースに励まされ 水谷裕子 (三重県員弁郡・63歳)
今何処第二ボタンのお提げ髪 正能照也 (福岡市南区・79歳)
時々はアルバム開き友を撫で 木村忠信 (東京都豊島区・86歳)
アルバムのタフな私に逢いにいく 中井郁子 (東京都北区・72歳)
自撮りしたアルバムのぞき悦に入る 長嶋秀治 (千葉市中央区・88歳)
アルバムの笑顔そのまま十五年 大勝康弘 (東京都板橋区・68歳)
アルバムの中に幸せ詰まってる 石田達夫 (千葉県市原市・77歳)
リセットの効かない過去と鉢合わせ 齋木美佐緒 (千葉県船橋市・79歳)
アルバムの整理でわかる兄弟順 ミードラ (東京都多摩市・64歳)
四世代ポーズが違うVサイン 隼 人 (横浜市瀬谷区・62歳)
捨てられぬ父の写真はセピア色 川久保清 (東京都文京区・76歳)
誰だろうピンぼけ黄ばむ写真集 ぺんだこん (東京都大田区・66歳)
終活で見入ってしまい手が止まる 清水恵三子 (岐阜県可児市・81歳)
終活のアルバム整理はかどらず 高橋和子 (東京都品川区・86歳)
終活でアルバム捨てる勇気なし 青葉太郎 (岐阜県可児市・80歳)
アルバムが老いを生き抜く糧となり 山田 明 (千葉県印西市・75歳)
今は亡き父の笑顔を孫伝え 田頭慎一 (鹿児島県霧島市・67歳)
自分史は昔アルバム今スマホ 山茶蚊 (横浜市泉区・73歳)



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