2021年  11月入選作品 (2021年  10月応募分から) <順不同>

自 由 吟

ここだけの話に妻はすぐしゃべる やんちゃん (福島県二本松市・60歳)
喉痛め小言やめたら家静か 池田知子 (東京都三鷹市・76歳)
まだ解除されない妻の生返事 隼 人 (横浜市瀬谷区・58歳)
気の強いワイフに欲しい温暖化 長野 晃 (奈良県奈良市・81歳)
嫌なこと飲み込みすぎて太っ腹 山口恭子 (東京都武蔵野市・73歳)
クラス会皆んな開けたか玉手箱 山登爺 (福岡県春日市・68歳)
乾杯の声を待ってるノドボトケ 大畑廣起 (岩手県盛岡市・73歳)
もう一杯調子に乗った喉が言う 浅見忠司 (東京都三鷹市・74歳)
フランス料理奢られた夜腹壊し 金子和子 (東京都豊島区・86 歳)
美食家の健診結果見てみたい 鴨井喜子 (福島県会津若松市・74歳)
同病のよしみ見せ合う腹の傷 杉山鈴谷 (東京都豊島区・86歳)
2年間マスクのおかげ風邪知らず あめんぼ (東京都稲城市・81歳)
腹八分二分を足さなきゃ着れた服 坂本孝子 (東京都豊島区・87歳)
ツマヅキも歩くからこそ受く試練 ひぐちいちおう (埼玉県上尾市・63歳)
腹が立ち小石蹴ったら靴も飛び 吉澤康裕 (東京都豊島区・79歳)
罪のない海に向かってバカヤロー 内田順子 (東京都三鷹市・69歳)
散髪でシニア割り引き有無を問う 右田俊郎 (東京都大田区・78歳)
まだ蕾やがて美人になる兆 沢田正司 (愛知県常滑市・84歳)
来世より明日の幸せ信じ生き 山田 明 (千葉県印西市・71歳)


課 題 「夕日」  

自転車で夕日見に行く二人づれ 國定伊代子 (東京都千代田区・77歳)
堤防に二人すわって見た夕日 萬國谷慶子 (東京都江東区区・73歳)
老いの背を夕日やさしく包み込む 長島秀治 (千葉市中央区・82 歳)
サンセット旅情を赤く染めていく 亀津房子 (東京都大田区・67歳)
地ビールの泡を夕陽が飲みにくる 藤井敬三 (東京都稲城市・81歳)
ちっぽけな悩み夕日に笑われる やんちゃん (福島県二本松市・60歳)
ありがたや夕日拝んでまた明日 岡田久男 (東京都大田区・84 歳)
惜しまれつ消える夕日は美しい 遠藤靖彦 (千葉市稲毛区・73歳)
宍道湖の夕日に神も嫉妬する 橋本湧水 (埼玉県所沢市・70歳)
夕陽浴び列車は走る夢を乗せ 木村忠信 (東京都豊島区・82歳)
黄金の棚田に夕日更に映え 石田達夫 (千葉県市原市・65歳)
秋の日のつるべ落としの前総理 山岸由美子 (東京都中央区・66歳)
落日に我が身重ねる歳となる 岡本充敏 (東京都大田区・59歳)
今生きる覚悟は良いか夕日射す 松永成三郎 (千葉県船橋市・83歳)
落日を?み込んむビルの黒い影 二束三文 (東京都豊島区・79歳)
朝日受け白球追って夕陽浴び 萩原倫子 (東京都千代田区・71歳)
朝日見て夕日拝んで今日も無事 大月佐江子 (山梨県上野原市・73歳)
早起きの妻が朝日で僕夕日 長野 晃 (奈良県奈良市・81歳)
肩を抱け西日が急かす初デート 木村行吉 (名古屋市中区・72歳)
夕日より顔赤くする初デート 鴨井喜子 (福島県会津若松市・74歳)
赤とんぼ夕陽の丘へ吸い込まれ 大畑廣起 (岩手県盛岡市・73歳)
影踏みの小さな鬼が追う夕日 八木五十八 (岡山市中区・60歳)
逆上がり出来た夕日を忘れない 山登爺 (福岡県春日市・68歳)
黄昏に家路を急ぐ膝小僧 隼 人 (横浜市瀬谷区・58歳)
夕日背に発つ子見送る始発駅 沢田正司 (愛知県常滑市・84歳)
夕日からまだまだ長い沈むまで 横山閲治郎 (兵庫県西宮市・71歳)
夕映えに赤銅色の顔になる 柳谷益弘 (静岡県駿東郡・79歳)
ガンマンは夕日を背負い去っていく 城門塵 (横浜市泉区・68歳)
沈みゆく夕日お寺の鐘が鳴る 右田俊郎 (東京都大田区・78歳)
見えている夕日の先は黄泉の国 はぐれ雲 (東京都西東京市・72歳)
夕焼けが明日の夜明けを予感させ 細川岩男 (さいたま市大宮区・76歳)



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