しにあせん これまでの発表作品

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 2016年12月発表作品


自 由 吟

足触れて顔が赤らむ掘炬燵 加藤祐子(東京都調布市・69歳)
好きだから君のハートを盗みたい 真田義子(仙台市太白区・71歳)
ほめられてその気になって厚化粧 松田千代子(東京都豊島区・74歳)
手作りの煮物褒めたら日に三度 木村忠信(東京都豊島区・77歳)
うまいねの煽てにのって増えた家事 横山寿公(東京都豊島区・年齢不詳)
反骨もすっかり萎えてゆるむ主夫 高木正明(さいたま市中央区・80歳)
居酒屋へ優しい嘘を呑み行く よもやま話(奈良県宇陀市・73歳)
うそつけば又うそをつく破目になる 葛西文夫(埼玉県朝霞市・89歳)
サルと目が合って私はヒトになる 北の人(宮城県栗原市・69歳)
あの人も犬に引かれて散歩する 鴨井喜子(福島県会津若松市・69歳)
犬でなくポケモンGOと散歩する イカケヤ(名古屋市緑区・64歳)
徘徊もついて来るかい影法師 浅見忠司(東京都三鷹市・67歳)
婆さんが入れ歯を出せば孫が逃げ 大石敏和(静岡県浜松市・67歳)
脳トレに人の名と顔思い出す もず吉(大阪府堺市・84歳)
金はない暇と丈夫な足がある 内田順子(東京都三鷹市・年詠不祥)
レジ前でばらまくコイン足で止め 粒良園枝(東京都三鷹市・64歳)
耐えた父金婚式で子がほめる 佐藤 光(東京都豊島区・年齢不詳)


課 題 吟 「平凡」  

目覚ましで朝がゆっくり動きだす 真田義子(仙台市太白区・71歳)
平凡な自分似合いの朝が来る 安藤昌之(千葉県浦安市・70歳)
早起きし昼寝晩酌して早寝 岡田久男(東京都大田区・78歳)
平凡な食卓なれど愛を込め 松本紀代子(千葉県我孫子市・年齢不詳)
平凡な暮らしの中に青い鳥 比良正弘(川崎市中原区・87歳)
初対面平凡な人すてきです 國定伊代子(東京都千代田区・77歳)
平凡なあの娘の顔に一目惚れ 長嶋昭美(横浜市緑区・85歳)
旧友会平凡な人おだやかだ 羽賀壽子(千葉県我孫子市・年齢不詳)
平凡でよい正道を進むなら 葛西文夫(埼玉県朝霞市・89歳)
自分史に凡の一字が詰まってる 亀津房子(東京都大田区・67歳)
平凡が何よりという負け惜しみ 橋本勝三(埼玉県所沢市・69歳)
ノーベル賞テレビが描く並みの人 藤井敬三(東京都稲城市・76歳)
平凡さ纏った裏にある巧み 吉沢かおる(東京都中央区・64歳)
履歴書を書いて感じた平凡さ 石田達夫(千葉県市原市・65歳)
平凡に暮らす事さえ楽じゃない 岩窟王(さいたま市大宮区・72歳)
山坂のない平坦な道をゆく 柳谷益弘(静岡県駿東郡・74歳)
平凡に時々気合入れている 萩原倫子(東京都千代田区・71歳)
恙なく運転免許ペーパーに 外村さおり(千葉県佐倉市・60歳)
ペットブームどこもかしこも小型犬 美川州平(神奈川県相模原市・84歳)
平凡な名前が逆に目立ってる 荘子 隆(宮崎県宮崎市・65歳)
日が暮れて一品出され酒を酌む 木村忠信(東京都豊島区・77歳)
平凡な生活だいじ妻だいじ 松永成三郎(千葉県船橋市・83歳)
月並みな祝辞にご馳走見てるだけ 鴨井喜子(福島県会津若松市・69歳)
平凡な暮らし求めているウナギ 福村まこと(京都市下京区・72歳)
平凡な装いせまるサギ電話 長島秀治(千葉市中央区・78歳)
平凡に見える奴ほど悪い奴 横山閲治郎(兵庫県西宮市・65歳)
わが社では出来る奴から早く辞め 落犀庵(広島県福山市・62歳)
平凡に老いてゆくのも難しい はぐれ雲(東京都西東京市・67歳)
被災地に平凡な日々いつ戻る 鎌田康裕(山形県鶴岡市・79歳)
平凡が良しとされない生きにくさ 表 明子(東京都新宿区・67歳)
人生はプラスマイナスゼロと知る 山岸由美子(東京都中央区・年齢不詳)