しにあせん これまでの発表作品

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 2016年9発表作品


自 由 吟

宝くじ買ってふくらむ旅プラン 真田義子(仙台市太白区・71歳)
どちらまでちょっとパリまでお食事に 沢田正司(愛知県常滑市・78歳)
海外で着物を着れば皆美人 イカケヤ(名古屋市緑区・64歳)
初耳のふりして聞いた聞き上手 葛西文夫(埼玉県朝霞市・89歳)
ゆっくりと聞けばなんでもない話 よもやま話(奈良県宇陀市・73歳)
散らかっているが見えないふり上手 草野たえ(佐賀県唐津市・61歳)
加齢かな見え隠れする飛蚊症 松田千代子(東京都豊島区・74歳)
蝉しぐれ安いスイカを美味くする 鳥飼洋子(東京都三鷹市・59歳)
クーラーが効いて二人の距離縮め 鴨井喜子(福島県会津若松市・69歳)
老妻が転んで笑う箸でなく 大西重郎(大阪府八尾市・79歳)
絵手紙の西瓜だけ来る残暑の日 斉藤道子(東京都三鷹市・65歳)
すいか食う前からワシはスイカ腹 加藤祐子(東京都調布市・69歳)
ボウフラにわが身重ねる浮き沈み 吉澤康裕(東京都豊島区・74歳)
うちの蚊はプライド高く人選ぶ 和田ふみ緒(東京都板橋区・82歳)
歳重ね蚊のスピードに追いつかぬ 笠原たかし(東京都豊島区・76歳)
老いるとはかかることかと愚痴こぼす もず吉(大阪府堺市・84歳)


課 題 吟 「海」  

海側の席を取り合うバスツアー 福村まこと(京都市下京区・72歳)
海開き縮む水着と育つ腹 やんちゃん(福島県二本松市55歳)
水着着て賞味期限を思い知る 亀津房子(東京都大田区・67歳)
海に来て海に入らぬ水着ギャル 岡田久男(東京都大田区・78歳)
子は海へ爺は嫌だと昼寝する 比良正弘(川崎市中原区・87歳)
海に来て浜辺でスマホ興じる子 松本紀代子(千葉県我孫子市・年齢不詳)
釣り竿を持たず海には行きません ついにジー(横浜市港南区・62歳)
厚切りの刺身が旨い漁師町 藤井敬三(東京都稲城市・76歳)
紺碧の海へ思わず深呼吸 落犀庵(広島県福山市・62歳)
海の幸豊かな森の贈り物 長島秀治(千葉市中央区・78歳)
真珠湾志摩あたりかなと平和ぼけ 美川州平(神奈川県相模原市・84歳)
シナ海は俺の海だと線を引く 岩窟王(さいたま市大宮区・72歳)
東尋坊覗いてみたらと妻が呼ぶ 鴨井喜子(福島県会津若松市・69歳)
白秋や芭蕉に荒れた佐渡の海 安藤昌之(千葉県浦安市・70歳)
海に来て詩人にさせる朝日待つ 真田義子(仙台市太白区・71歳)
夕凪に響く恋歌海の声 山岸由美子(東京都中央区・年齢不詳)
心にも悲しみ沈む海を待つ 表 明子(東京都新宿区・67歳)
若き日も海の景色も遠くなり 松永成三郎(千葉県船橋市・83歳)
遠い日の海が私を呼んでいる よもやま話(奈良県宇陀市・73歳)
海を見てしみじみ分かる母の恩 柳谷益弘(静岡県駿東郡・74歳)
母は海記憶さまよいゆだねる身 外村さおり(千葉県佐倉市・60歳)
ビキニ着られるはずもなく海遠い 吉沢かおる(東京都中央区・64歳)
砂浜のビキニ姿にカンナ燃え 萩原倫子(東京都千代田区・71歳)
海ながめ心静まる時重ね 長嶋昭美(横浜市緑区・85歳)
軽やかに浮かび重さを忘れてる 草野たえ(佐賀県唐津市・61歳)
海の日を真似して出来たお山の日 國定伊代子(東京都千代田区・77歳)
サーファーが波乗り切って五輪呼ぶ 石田達夫(千葉県市原市・65歳)
三途川どこの海へとくだるのか はぐれ雲(東京都西東京市・67歳)
大海を知ってカエルの愚痴が出る 橋本勝三(埼玉県所沢市・69歳)